ブックメーカーで勝ちすぎる – リスク・対策 2024 最新ガイド

信頼の理由

このページでは、ブックメーカーで勝ちすぎる際のリスクや対策について解説しています。ブックメーカーの規制に関する疑問がある方は、下記のガイドを参照して下さい。

ブックメーカーで勝ちすぎる リスクとは

ブックメーカーで勝ちすぎると、運営元によるベット規制を受けるリスクがあります。

言うまでもなく、勝ちすぎる客は、ブックメーカーにとって営業上のリスクとなります。

そのため、勝ちすぎる客は歓迎されず、不本意ながらもブックメーカーの注意を引きます。

勝ちすぎた場合に、必ずしも規制を受けるとは限りません。

個々のブックメーカーにより、顧客に対するリスクアセスメントの基準は異なり、具体的な規制内容も一様ではありません。

その一方で、一時的に規制を免れても、長期的に運営元の監視を受ける可能性があります。

ブックメーカーで勝ちすぎると 課される制限

ブックメーカーで勝ちすぎると、以下のような制限が課されるリスクがあります。

ベット額制限マーケット制限のリスクライブベッティング制限キャッシュアウト制限払戻金(配当金)の金額制限オファーやプロモの制限アカウント凍結

ベット額制限

賭け金額の上限に制限がかかる

高額ベットを行う際に、賭け金を入力して、ベットスリップを申請しても、受け入れられるまでに時間を要することがあります。

これは、インターセプトと呼ばれます。

一般的に30秒以内に審査が完了しますが、一部のブプックメーカーでは60 秒ほどかかる場合も。

インターセプトの結果、ベットが受け入れられない場合、ブックメーカーにとってリスクの高い賭けとみなされたことになります。

インターセプトが多くなると、ベット規制やアカウント規制の前兆です。

ブックメーカー 規制

ベット額が制限された場合、賭け金額の上限が一気に減額されることもあります。

マーケット制限

賭けられるマーケットの選択肢に制限がかかる

ライブベッティング制限

ライブベッティングに制限がかかり、ライブオッズの利用可能なタイミングが遅延する

キャッシュアウト制限

キャッシュアウト機能が利用できなくなる、あるいは適用範囲が制限される

払戻金(配当金)額制限

払戻金(配当金)の金額に制限がかかる

ブックメーカーでは、払戻金の限度額が設定されています。

例:bet365の払戻金限度額

  • プレミアリーグやラリーガ €2,000,000(約 3.1 億円)
  • J1リーグ €250,000(約 3,900 万円)
  • プロ野球€50,000(約 780 万円)
  • 日本の競馬 €100,000(約 1,500 万円)など

勝ちすぎると、払戻金の上限が大幅に下げられることがあります。

オファーやプロモの制限

オファーやプロモーションに制限がかかる、あるいは対象資格を失う

アカウント制限

アカウントへのアクセス制限、あるいはサービスの利用制限

「勝ちすぎ」を判断するための明確な基準はありません。

その理由は、ブックメーカーは「勝たれた金額を回収できるか」によって判断するためです。

高額を賭けるベッターでも、ブックメーカーによって回収の見込みがあると判断されれば、そのまま高額ベットが受け入れられる場合があります。

他方、高額を賭けなくても、ブックメーカーによって回収見込みの薄いベッターと判断されれば、数万円の連勝でも「勝ちすぎ」とみなされる可能性があります。

ブックメーカーのベット規制 とは

ブックメーカー 勝ちやすい

一般的には、ブックメーカーのベット規制は、賭け金額の制限を意味します。

ベット規制がかかると、ブックメーカーの設定した上限額を超えるベットは受け入れられません。

規制対象となった客には、オッズが低く設定されたり、あるいは特定のマーケットに鍵マークが付き、利用不可の状態になることもあります。

具体的には、頻繁に賭けた競技やマーケットに制限がかけられます。

ブックメーカーが規制をかける理由

ブックメーカーが規制をかける理由は、営業上のリスクヘッジです。

勝ちすぎる客は、ブックメーキング事業の持続的な経営にリスクをもたらします。

ブックメーキングが営利事業であるからには、利益を脅かすリスクに対して措置を講じる必要があります。

とりわけスポーツベットでは、オッズがその核となる上、両建て、アービトラージやバリューベッティングを行う客も珍しくありません。

現実的に考えても、ブックメーカーが膨大なオッズを常時、適正値に保つのは容易ではありません。

このブックメーキング事業特有のリスクゆえに、制限がかかるのは、やむを得ないというわけです。

ブックメーカーで勝ちすぎる場合の対策

ブックメーカーで勝ちすぎる場合の対策について、以下にまとめています。

高額の賭けを避け、数社で分散する

高額の賭けを避け、数社で分散する

高額の賭けは、すぐにブックメーカー運営者の注目を集めます。

大手ブックメーカーで賭ける場合は、150ドル(約 2万円)を超える賭けや、配当金が 1,000ドル(約 14万円)を超える賭けは避けた方が無難です。

一般的に、100 ドルを超える賭けは「娯楽」目的の賭け範囲を超えているとみなされます。

よって、そのブックメーカーを長く使い続けたいのであれば、複数のブックメーカーに賭け金を分割すると良いでしょう。

不自然な金額を賭けない

不自然な金額を賭けない

不自然な金額 、たとえば 134ドル、7,800円といったベット額は、アービトラージやツールを利用していることを示す指標となります。

小額ならフラグも立ちませんが、賭け金が高いほど不自然な賭け金額はフラグが立ちます。

また、通常は1,000円~3,000円の賭けを行っているベッターが、急に10万円ほどの賭けを行う場合も注目されやすくなります。

試合開始直前の高額ベットを避ける

試合開始直前の高額ベットを避ける

試合/レース開始直前に高額を賭けるのは避けましょう。

ヘッジング(反対の結果に賭けたり複数のマーケットに賭けてリスクを軽減したり利益の確実性を上げること)は試合開始直前に行われることが多く、ブックメーカーはリスクやオッズを制御しにくくなるため嫌います。

試合開始直前の大口ベットは、リスクマネージャーとビジネス インテリジェンス アナリストによってアカウントが確認される可能性があります。

早い時間に賭け、初期のオッズを利用することで目立つことを避けられます。

専門性を適度に隠す

専門性を適度に隠す

特定のスポーツでのみ賭けている場合、アカウント制限される可能性が高くなります。

競馬のみに賭けていたり、Eスポーツのみに賭けていれば、そのアカウントの専門性がわかります。

また、下位リーグに高額の賭けを行う場合や、高オッズに賭けるのも専門性がわかる行為です。

小額でもいいので、たまに他のスポーツへ賭けることであなたのアカウントの専門性があいまいになり、フラグが立ちにくくなります。

不必要に出金しない

不必要に出金しない

ブックメーカーはビジネスですから、運営者がまず気になるのは「いくら出金しているか」です。

出金頻度が多かったり、出金額が大きかったりすると、ブックメーカー側の視点からみると「悪目立ち」してしまいます。

たとえ出金と同じだけの入金があったとしても、出金が多いことで注目されてしまい、その資金が戻ってくる可能性があるかどうかを分析されます。

よって、不必要な出金は極力避けましょう。出金=勝利=納税にも繋がり、税金対策にもなります。

ブックメーカーには、何万人、何十万人というアクティブユーザーがいます。

その一人一人を確認するのは不可能なので、アカウント規制を避けるためにはフラグが立たないようにする、目立たないように気を配ることが大事です。

ベットキャンセルの要因

外部要因では無く、ブックメーカーの独断によるベットキャンセルの要因には、以下が挙げられます。

  1. 不適切なオッズ
  2. 不正な賭け方
  3. ボーナスの不正利用

1.不適切なオッズ

ブックメーカーが間違ったオッズを公表していたと判断した場合、そのベットがキャンセルされることがあります。

過小評価したオッズが見つかった時点で、該当のベットがキャンセルされます。

2.不正な賭け方

不正な賭け方には、両建てやアービトラージなどが含まれます。

大半のブックメーカーは、アービトラージを好まず、禁止されている場合もあります。

とりわけ、大口の賭けはオッズの数値に影響を与えるため、どのブックメーカーも目を光らせています。

3.ボーナスの不正利用

ボーナスの不正利用が発覚すれば、対象のベットは無効となります。

フリーベットを利用した、マッチベット(片方のチームにはフリーベットで賭け、もう一方には現金で賭ける)も不正利用とみなされる場合があります。

アカウント停止・凍結の要因

ブックメーカーでのアカウント停止・凍結要因には、以下が挙げられます。

  • 不正や禁止行為
  • ギャンブル依存症の兆候
  • 勝ちすぎ

不正・禁止行為の疑いやギャンブル依存症の兆候が見られた場合のアカウント凍結は仕方ありませんが、勝ちすぎる場合に、いきなりアカウント停止になることは稀です。

まずは、ベット制限が課され、今後のアクティビティ次第で次のペナルティが考慮されます。

とはいえ、賭け金額の上限が1ドルほどに制限されてしまったら、実質上、追い出そうとしているのは明らかです。

出金制限の要因

出金制限の要因には、以下が挙げられます。

  • ブックメーカが顧客の不正行為に対する調査を行う場合
  • 違法行為が発覚した場合

顧客による何らかの不正・禁止行為が見つかり、ブックメーカーが調査を行う場合、その期間中、出金が制限・拒否される場合があります。

また、違法行為が発覚した場合には、管轄行政機関による差し止めにより出金どころか、資金が没収される恐れがあります。

ブックメーカーで規制された場合の注意点

ブックメーカーで規制された場合の注意点を以下に挙げています。

1.ログイン情報を変える

新しいブックメーカーでのログイン情報を変える

ブックメーカーを変える場合、同じユーザー名やEメールアドレスを使用することは避けた方が無難でしょう。

同系列の姉妹ブランドであれば、同じように規制される可能性があります。

2.カスタマーサポートを問い詰めない

カスタマーサポートを問い詰めない

規制されても、カスタマーサポートに解除の権限はありません。

また、カスタマーサポートに規制の理由を聞いても、回答を得られない可能性があります。

カスタマーサポートを問い詰めたり、攻撃的な印象を与えたり、暴言を吐いたりしないように注意しましょう。

サポートに対する不適切な態度や行為は、アカウント規制どころか、アカウント停止・凍結につながる恐れがあります。

勝ちすぎる場合、対策を講じても、長期的に高い利益を上げれば、いずれは規制されてしまうでしょう。

規制された場合、同じブックメーカーを利用し続けるか、他のブランドに乗り換えるかの選択肢しかありません。

ブックメーカーで勝ちやすいスポーツ

ブックメーカー 勝ちやすいスポーツ

ブックメーカーで勝ちやすいスポーツというのはありません。

予想し易いスポーツとしては、以下が挙げられます。

これらのスポーツはさほど深い知識が無くとも、ある程度予想をつけることが可能です。

概して、実力差やランキングが勝敗に反映しやすいスポーツは、予想し易いと言えるでしょう。

特定の競技・種目が勝ちやすいという考えは捨てましょう。

勝ちやすい条件としては、ベッターが十分なデータおよび分析力を有し、その賭けのオッズの価値が適当である場合です。

ブックメーカーにプロベッターが勝てない理由

ブックメーカーにプロベッターが勝てないのは、以下の理由によります。

  • ベット規制
  • 大金を賭けられるブックメーカーの数は限られる

プロベッターは遅かれ早かれ、ブックメーカーから締め出される運命にあります。

追い出されたベッターが新しいブックメーカーに乗り換えることは可能ですが、高額を安心して賭けられるブックメーカーが無限にあるわけではありません。

海外のプロベッターのなかには、大手ブックメーカーで少額を賭けても、たちまちベット制限またはアカウント凍結を経験した人も少なからず存在します。

数に限りのあるブックメーカーを順に乗り換えても、最終的には行き場をなくしてしまうでしょう。

プロベッター歓迎を謳う一部のブックメーカーでも、実際には、高額ベッターにとって理想的な仕様であるわけではありません。

具体的には、キャッシュアウトが利用できなかったり、高額の出金手数料が課される等、何らかの形でリスクを相殺する措置が講じられています。

FAQ

ブックメーカーで勝ちすぎる場合やベット規制についてのよくある質問と答えを以下にまとめています。

ブックメーカーで勝ちやすいスポーツは何ですか?

ブックメーカーで勝ちすぎると危険ですか?

ブックメーカーで勝ち方はどうすれば良いですか?

ブックメーカーでやめたほうがいいことは何ですか?

ブックメーカーの規制は解除されますか?

ブックメーカーで転がしは規制されますか?

ブックメーカーのベット規制を避ける方法はありますか?

ブックメーカーで勝ちすぎても規制されないのはどこですか?

上川 智子
Editor
上川 智子
編集者

上川 智子 1980年 広島生まれ。あらゆるギャンブルを嗜むギャンブルエキスパート。2002年よりマルタとフランスを拠点に活動。10年のオンラインゲーミング業界の経験では、オンラインカジノおよびブック…...