ココモ法 2025 ガイド最新

信頼の理由

このページでは、ココモ法について完全に解説しています。カジノでココモ法を実践したい方は、以下のガイドを参考にして下さい。

ココモ法 とは

ココモ法とは、負ければ、賭け金額を前回と前々回の合算に増やし、勝てば元の賭け金額に減らすという、ベット戦略です。

これは、マーチンゲール法を改良した、ベッティングシステムの一種であり、3倍配当の賭けに適用できます。

主にカジノのルーレットゲームで実践されています。

資金に糸目をつけなければ、理論上、連敗時の追い上げに有効な手法です。

ココモ法のメリット・デメリット

他の賭け戦略との比較において、ココモ法のメリットとデメリットには、以下の点が挙げられます。

メリットpros 

  • 実践方法が簡単
  • マーチンゲール法よりも低リスク
  • 連敗時に追い上げ易い

デメリットcons

  • 利益率は低い
  • 適用できるゲームの種類や賭け方が限られる
  • 規則的な手法のためゲームの面白みが減る

ココモ法は、簡単に実践できる追い上げ作戦であり、マーチンゲール法よりも連敗時の賭け金額の増加幅が緩やかです。

ただし、3倍配当のゲームや賭け方に有効であり、それ以外の賭けには適していません。

また、連敗時に耐えうる、十分な資金がなければ、その実践価値は損なわれます。

ココモ法の早見表

ココモ法の早見表を以下に記載していますので、参考にして下さい。

基本ベット$1の場合の早見表:

ラウンド 賭け金 合計賭け金 各ラウンドで勝利した際の配当 純利益
1 1 1 3 $2
2 1 2 3 $1
3 2 4 6 $2
4 3 7 9 $2
5 5 12 15 $3
6 8 20 24 $4
7 13 33 39 $6
8 21 54 63 $9
9 34 88 102 $14
10 55 143 165 $22
11 89 232 267 $35
12 144 376 432 $56
13 233 609 699 $90
14 377 986 1,131 $145
15 610 1,596 1,830 $234

ココモ法の使い方

カジノゲームでココモ法を使う場合は、次の条件が当てはまります。

  • 勝率が約33%以上の賭け方
  • 配当が2:1(賭け金額の3倍)

基本的には、ココモ法は勝率が約33%以上、かつ3倍配当の賭けに有効です。

ココモ法は、ルーレットでの3倍配当の賭けに最も適しています。

ゲーム 賭け方
ルーレット
  • カラムベット
  • ダズンベット

ココモ法 使い方

ルーレット以外のカジノゲームに使うことは不可能ではありませんが、勝率が低いほど、損失リスクが増えるため、有効性が乏しくなります。

ココモ法のやり方

ココモ法のやり方は、次の手順に沿って下さい。

  1. 基本のベット額を定める

    まず、最初の基となる賭け金額を設定します。

    基本の賭け金額が高すぎると、連敗時の賭け金額が劇的に増えるため、予め余裕を持たせる必要があります。

  2. 2連敗したら、1敗目と2敗目の賭け金額を合算して賭ける

    2連敗するまで、基本のベット額を賭け続けます。

    基本のベット額が$1の場合、2連敗すれば、3回目は1敗目の$1と2敗目の$1を合算した、$2を賭けます。

    例:$1→$1→$2→$3→$5→$8→$13→$21…

  3. 勝ったら1セット完了

    3倍配当のため、1度勝てば、それまでの損失を全て回収できます。

    勝った場合は、1セットが完了し、再び基本のベット額に戻り、同じ手順を繰り返します。

ココモ法で勝てない・勝てる?

ココモ法の欠点

3倍配当の賭けにおいて、理論的には、ココモ法で勝てないことはありませんが、問題となるのは連敗です。

資金は永遠に続きません。ある時点で連敗し、資金が途絶えてゲームを止めざるを得ない状況に陥ります。

また、カジノのゲームテーブルのベット額上限を超えてしまうと、賭けを継続できなくなります。

可能な限り、賭け金限度額に余裕のあるゲームテーブルを選びましょう。

ココモ法のシミュレーション

ココモ法のシミュレーションを以下に示していますので参考にして下さい。

シミュレーション例1

シミュレーション例1

基本ベット $ 1の場合:

ラウンド 賭け金 勝敗 セット毎の合計賭け金と配当 累計損益
1 1 負け 1/配当 0 -$1
2 1 負け 2/配当 0 -$2
3 2 負け 4/配当 0 -$4
4 3 勝ち(1セット目終了) 7/配当 9 +$2
5 1 勝ち(2セット目終了) 1/配当 3 +$4
6 1 負け 1/配当 0 +$3
7 1 負け 2/配当 0 +$2
8 2 負け 4/配当 0 ∓$0
9 3 負け 7/配当 0 -$3
10 5 勝ち(3セット目終了) 12/配当 15 +$7

ココモで使う賭けエリアの勝率は約33%なので、単純に考えると3回に1回は勝つことになります。

上記の例のように、勝ち負けが交互に発生した場合は、少しずつ利益が出ます。

シミュレーション例2

シミュレーション例2

基本ベット $ 1の場合:

ラウンド 賭け金 勝敗 セット毎の賭け金累計と配当 累計損益
1 1 負け 1/0 -1
2 1 負け 2/0 -2
3 2 負け 4/0 -4
4 3 負け 7/0 +4
5 5 負け 12/0 +6
6 8 負け 20/0 +5
7 13 負け 33/0 +4
8 21 負け 54/0 +2
9 34 負け 88/0 -2
10 55 勝ち(1セット目終了) 143/165 +22

上記の例で、10連敗した場合、次の賭け金額は$90になり、11連敗すれば$145、12連敗すれば$235になります。

賭け金額の上昇率がさほど大きく無くとも、連敗を繰り返しても、資金が続くよう予め計画しておく必要があるでしょう。

ココモ法での最大連敗

ココモ法 のやり方

ココモ法での最大連敗の確率計算を以下に示しています。:

最大連敗の確率計算:

連敗数 確率 連敗数 確率
負け 66.7% 11連敗 1.2%
2連敗 44.4% 12連敗 0.7%
3連敗 29.6% 13連敗 0.51%
4連敗 19.7% 14連敗 0.34%
5連敗 13.2% 15連敗 0.23%
6連敗 8.8% 16連敗 0.15%
7連敗 5.9% 17連敗 0.1%
8連敗 3.9% 18連敗 0.067%
9連敗 2.6% 19連敗 0.045%
10連敗 1.7% 20連敗 0.03%

10連敗する確率は100スピンあたり1~2回あり、さらに、11連敗が生じる可能性もあります。

この確率表によれば、最低10連敗に耐えられる資金を用意することが好ましいことがわかります。

さらに、基本ベット額の400倍の資金があれば、利益を得やすいでしょう。

ココモ法での最大連敗の具体例

ココモ法での最大連敗の具体例

例:$100の利益を出すよう、ココモ法でファーストダズンに賭けた結果

ココモ法 最大連敗

勝つまでの連敗数 利益
7連敗・8回目勝利 $9
9連敗・10回目勝利 $22
2連敗・3回目勝利 $2
2連敗・3回目勝利 $2
9連敗・10回目勝利 $22
2連敗・3回目勝利 $2
2連敗・3回目勝利 $2
連敗・2回目勝利 $1
勝利(2連勝) $2
勝利(3連勝) $2
2連敗・3回目勝利 $2
連敗・2回目勝利 $1
3連敗・4回目勝利 $2
勝利(2連勝) $2
4連敗・5回目勝利 $3
勝利(2連勝) $2
9連敗(10回目勝利) $22
合計 70スピン +$100

上記のように、この検証では70スピン中最大9連敗が生じ、しかも3回発生しました。

幸いにも、最高9連敗という結果でしたが、10~11連敗する可能性も考慮しておく必要があります。

10連敗以上の場合、資金が一気に膨らむため、最初の基本ベットの時点で、計画的に賭け金額を設定することが重要になるでしょう。

ココモ法をルーレットで実践する方法

ココモ法のルーレットでの実践方法を以下に解説しています。

基本ベットを$1に設定した場合の準備資金の目安

  • 基本ベットの143倍=9連敗で$143の資金が必要
  • 基本ベットの232倍=10連敗で$232の資金が必要
  • 基本ベットの376倍=11連敗で$376の資金が必要

ルーレットでは、コラムベットとダズンベットでココモ法を有効利用できます。

コラムベット(2:1配当)

コラムベット(画像内黄枠)は、1~36の数字を縦3列に12(1-4-7-10-13-16-19-22-25-28-31-34 など)ずつ分けた賭けエリアです。

  • ファーストコラム(1を含んだ縦1列の賭けエリア)
  • セカンドコラム(2を含んだ縦1列の賭けエリア)
  • サードコラム(3を含んだ縦1列の賭けエリア)

ココモ法 実践

ダズンベット(2:1配当)

ダズンベット(画像内黄枠)は、1~36の数字を12ずつ分けた賭けエリアです。

  • ファーストダズン(1~12)
  • セカンドダズン(13~24)
  • サードダズン(25~36)

ココモ法 ルーレット

以下にルーレットでココモ法を実践した例を示しています。

実践例

1回目=$1の基本ベットで開始(負け)→ 2回目=$1ベット(負け)→ 3回目=$2ベット(負け)→ 3回目=$3ベット(負け)→ 4回目=$5ベット(負け)→ 5回目=$8ベット(負け)→ 6回目=$13ベット(負け)→ 7回目=$21ベット(勝ち・1セット完了)

  • 賭け金総額:$54
  • 払い戻し:$63(1セット)
  • 利益:$9

これで1セットが終了し、次の2セットを再び$1の基本ベットから開始します。

ココモ法とマーチンゲール法の違い

ココモ法とマーチンゲール法の違いを以下に具体例で示しています。

例:賭け金額$1でココモ法とマーチンゲール法を適用した場合

ラウンド毎の賭け金と利益比較 ココモ法 マーチンゲール法
賭け金 純利益 賭け金 純利益
1ラウンド $1 $2 $1 $1
2ラウンド $1 $1 $2 $1
3ラウンド $2 $2 $4 $1
4ラウンド $3 $2 $8 $1
5ラウンド $5 $3 $16 $1
6ラウンド $8 $4 $32 $1
7ラウンド $13 $6 $64 $1
8ラウンド $21 $9 $128 $1
9ラウンド $34 $14 $256 $1
10ラウンド $55 $22 $512 $1

上記の例を見ると、ココモ法は、マーチンゲール法より賭け金の増え方が緩やかですが、利益率が高いことがわかります。

しかしながら、ココモ法は、マーチンゲール法に比べて、賭け方の選択肢が狭まり、勝率も低いため、連敗しやすいのが難点です。

カジノでココモ法を実践する際の注意点

ココモ法の実践時には、以下の点を踏まえておきましょう。

  1. 3倍配当以外の賭けには適さない
  2. 目標の追い上げ額を決める
  3. ベット上限に注意を払う

1.3倍配当以外の賭けには適さない

原則、ココモ法は、3倍配当の賭けで成立します。

バカラなど、3倍配当が当てはまらないゲームにココモ法は向いていません。

ココモ法は、競艇や競馬の3倍配当の賭けで実践されることもありますが、選択肢は非常に限られます。

2.目標の追い上げ額を決める

ココモ法は基本的には、追い上げ戦略であり、利益率が低いため、稼ぐための手法ではありません。

ココモ法を実践する前に追い上げ額を決め、巻き返したら潔く止めましょう。

最終的に資金切れで損失に終わるのをできるだけ避けましょう。

3.ベット上限に注意を払う

連敗時に賭け金額が増加することを念頭に、ゲームテーブルのベット上限を適切に考慮しましょう。

また、オンラインカジノのボーナスを利用した賭けを行う際のベット上限にも要注意です。

一般的なオンラインカジノのボーナスのベット上限は$5~ $25までとなっていることがほとんど。

ベット上限を超えたプレイで得た賞金は没収されてしまいます。

基本ベット$0.50からココモ法を実践しても、7連敗後にベット上限を超えてしまいます。

ココモ法では、7連敗する可能性は非常に高く、ボーナスマネーでの実践は失敗に終わるのがオチです。

FAQ

ココモ法についてのよくある質問と答えを以下にまとめています。

ココモ法は禁止されていますか?

ココモ法は競艇に使えますか?

ココモ法で勝てないのはなぜでしょうか?

ココモ法とマーチンゲール法の違いは何ですか?

ココモ法のシミュレーションは役立ちますか?

ココモ法は損切りに役立ちますか?

ココモ法の改良はどのようなものですか?

バスタビットでココモ法は利用できますか?

上川 智子
Editor
上川 智子
編集者

上川 智子 1980年 広島生まれ。あらゆるギャンブルを嗜むギャンブルエキスパート。2002年よりマルタとフランスを拠点に活動。10年のオンラインゲーミング業界の経験では、オンラインカジノおよびブック…...